SIMGOT EM2とバランスケーブルを組み合わせて楽しんでます

メインブログの方にSIMGOT EM2のレビューをアップしました。

記事はこちら


依頼レビューだったわけですが、依頼レビューは終わるとやれやれ、と思います。提供品だったとしても、レビューが完了するまで無くしたり壊したりできないですからね。

というわけで、レビューも終わったしバランスで試すなど…。






〇SIMGOT EM2のレビューのおさらい


 メインブログのレビュー記事(記事はこちらです)に書きましたが、少しおさらいします。ざっくりと言うと、ボーカルの明瞭さと、中高音域の各楽器にキレがあり高評価です。特に中音~中高音~高音への繋がりが良くバランスが良いと感じました。

 で、個人的には、ピアノとかバイオリンが印象的に使われている楽曲とマッチングが良いなと感じました。(ただし、ピアノソロやバイオリンソロのような、各楽器の表現力が最重要な楽曲だと、イヤホンの表現力が今一歩足りない感じ)

 先に書いた、中音域から高音域にかけての繋がりの良さが、このイヤホンのポイントだと考えていまして、きつく鋭いピークがない音作りの上手さを感じました。



〇バランスケーブルと組み合わせてみよう



 個人的な好みとしては、もうちょっと低音が出てきても良いかな?と思っていまして、そのあたりのチューニングとか、バランス化による表現の変化とか、そういうのを期待して、以前レビューしたYinyooの16芯銀メッキケーブル YYX4778(レビュー記事はこちら)と組み合わせてみました。



 実際のところは、私はサードパーティーケーブルはほとんど所有していないので、手持ちでの様々な検討は出来ていませんが、まぁなんとなく良い落としどころかな?と感じましたので少し記事にしておきました。

※注意
 ケーブルの比較試聴ってめちゃくちゃ面倒だし、私の場合は正確さを保証できないので、こんな感じに変わってるんじゃね?ぐらいの軽いノリで読んでもらった方が良いです。あと、バランス化による変化か、ケーブルによる変化か、などは検証できていませんのでご了承ください。(一応、変換コネクタを付けて試して、バランス・アンバランスで似たような方向性なのは確認しましたが…)



〇SIMGOT EM2とYYX4778バランスとの組み合わせなど


 一聴して低音域の厚みが増しました。ぶっちゃけ好みです。
 シンバルのピークが鋭く鳴り、ドンシャリ具合が強くなったの感じます。EN700 PRO
とドンシャリ具合は近づいた感じがありますが、EN700 PROのどちらかというと暖かみのあるボーカルと違って、もう少し鋭さがある感じです。
 厚みが出た分、中高音域の鮮やかさはちょっと目立ちにくくなった感じ。大幅に丸まっている訳ではないと思います。

 ボーカルの分離は良くなったような感じがあります。少なくとも低音が出ている割にボーカルの主張具合は減っていません。ノーマルケーブルであったような感じのする、ボーカルのちょっとしたかすれた感じというか、粗っぽい感じが改善されたように感じます。

 シンバルのピークが強くなったことで、中音域から高音にかけての繋がりは若干悪化していますが、他の部分で(私にとっての)魅力が増していますので、このまましばらく使おうかな?と思っています。



〇最後に


 SIMGOT EM2は結構気に入りましたし、この組み合わせも結構気に入っています。しばらくこれで使おうかなと。
 久しぶりにYYX4778の値段を調べましたら、5000円に500円クーポンですか…。レビューを書いた頃には6500円ぐらいでしたからかなりお買い得だと感じます。1本(2pin)は提供品で、1本(mmcx)は買ったんですよね。もう1本予備に買っちゃおうかしら。

 詳細な検証ができていませんが、EM2はなかなかポテンシャルが高そうです。いろいろなケーブルを持っている人は良いケーブルと組み合わせることで、もうちょっとポテンシャルを引き出せるんじゃないかなぁ?などと思います。少なくとも、YYX4778への変更によるボーカル域の分離の向上とか表現の向上を考えると、色々な検証をしてみる価値があるのでは?と思います。



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